内閣総理大臣補佐官に大抜擢された鷲津が、どんどん権力におぼれ、「黒」鷲津へと変化していきます。
闇落ちした人間には、同じ類の人間が集まり、さらに闇落ちしていく未来しかありません。
もうこうなってしまうと誰も助言はしてくれず、敵を増やし、味方は去っていくのみ。
怪文書をばらまいた犯人の予想に合わせて、このドラマの着地点も予想してみました!
全話のあらすじまとめ
ドラマ「罠の戦争」全話あらすじ・ネタバレまとめ|原作は韓国ドラマ?主題歌はなし?
怪文書をばらまいたのは眞人!
鷲津を陥れる怪文書が、議員会館にばらまかれました。
闇落ちした鷲津の目を覚ませるため眞人がばらまいたのでは?という予想が本命です。
1話で秘書に採用された経緯もスッキリしていないので、眞人は鷲津を罠にはめるタイミングを狙っているのではないでしょうか。
しかし、眞人説はストレートすぎる予想なので、罪を擦り付けられそうになっている貝沼の可能性も捨てきれません。
鷲津先生、かなり多方面から恨まれているようです。
〈追記〉10話
予想通り、怪文書をばらまいていたのは眞人でした。
最初から鷲津を陥れるつもりで秘書になったのではなく、鷲津が兄の陳情対応をしたことを偶然知り、さらに闇落ちしていく鷲津への不信感が手伝っての犯行だったのです。
こわばった体で必死に宣戦布告する眞人の姿に、胸を打たれました。
3話で犬飼議員に「思いあがるのもいい加減にしろ!」とタンカを切った鷲津の姿と重なりました。
毎話チーバくんが登場!
鷲津の選挙区は、千葉15区。
千葉県が舞台になっているからか、チーバくんが毎話見切れています。
予想を裏切る脚本の「罠の戦争」なので、チーバくんがキーパーソンかもしれません。
盗聴器やカメラが仕掛けられている可能性があります。
「黒」鷲津が敵を増やしてバッドエンド
いつまでも眞人に兄の陳情について謝罪できずにいる鷲津。
今までさんざんお世話になった熊谷の記事を、権力で握りつぶす鷲津。
不正金疑惑を貝沼に擦り付け、議員を続けようとする鷲津。
弱い者の味方でいたいと言っていた鷲津が、権力を手にし闇落ちし、敵を増やしていきます。
鶴巻を攻撃することに専念し、周りが見えなくなった鷲津は、眞人や貝沼たちに裏切られてしまうのではないでしょうか。
鷲津も可南子も仕事に没頭するあまり、ようやく帰ってきた泰生をほったらかしにし、家庭内に亀裂が入ってしまいそうです。
闇落ちした鷲津の目が覚めることはあるのでしょうか。
〈追記〉10話
10話ではさらに敵を増やしていく鷲津の姿が描かれました。
仕事の話を聞いてほしい可南子に「陳情は受けられない」とそっけなく対応してしまいます。
そんな様子を見ていた泰生はついに「かっこ悪いよ、今のお父さん」といわれる始末。
共に戦ってきた鷹野に対しても「苦労知らずの二世議員」と暴言を吐き険悪なムードに。
熊谷に対しても、記事を潰しておきながら口先だけの謝罪のみで、野望のために利用しようとしたり。
暴走しだしたブラック鷲津をだれも止められません。
まとめ
「権力」とは、麻薬のようですね。
一度手にすると、2度と手放せなくなり、より大きな権力を欲してしまう。
あれほど「踏みつけられた人の痛みをわからせてやる」と言っていた鷲津が権力におぼれ、弱きものを踏みつけるようになってしまいました。
いじめ被害の父親は一見「弱き者」ですが、一方でパワハラを受けている部下も「弱き者」なのです。
物事には多面性があることが浮き彫りとなりました。
思い返せば、「鶴巻>犬飼>鷲津」という構図を考えると犬飼だって「弱き者」だったのです。
鷲津には初心を思い出してほしいものです。
前回のお話
「罠の戦争」9話犯人予想|虻川の再登場で鷲津が大ピンチ?
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