世界トレンドを独占してきたドラマ「Silent」がついに最終回を迎えました。
紬との間に隔たりを感じた想と、それでも一緒にいたい紬。
湊斗や奈々の言葉に助けられ、2人が出した答えとは・・・
湊斗の幸せの形にも改めて気づかされ、Silentファンも納得!
まばたき禁止の15分拡大バージョン「Silent(サイレント)」最終回のネタバレあらすじ、感想をお伝えします。
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ドラマsilent(サイレント)全話のネタバレとあらすじ!
ドラマsilent 最終回のあらすじとネタバレ
高校時代から名前を呼んでほしかった紬
日直の紬(川口春奈)と想(目黒蓮)は、誰もいない教室で黒板を消していた。
「紬」という名前が珍しいという想に、紬は何度も「何が珍しい?」と問いかける。
想は「青葉の名前、珍しいよね」というのみだった。
ふと、想は紬を手招きし、耳元で何かをささやく・・・
すべてを失っても想のそばにいたい紬
紬の家で想は、紬の声が思い出せないことに傷つきうつむいていた。
すると紬は、付箋に一言づつ言葉を書き、想の目の前に貼っていく。
「声出さない」
「笑わない」
「音楽聞かない」
「つらくなるなら」
「ぜんぶやめる」
「それでも一緒にいたい」
それを見た想は、涙をこぼしながら、付箋で何かを伝えようとするが、言葉にならず去っていくのだった。
湊斗と奈々の言葉に気づかされる紬と想
紬と想の間には8年のズレがある
湊斗(鈴鹿央士)は光(板垣李光人)に依頼され、湊斗の家にあるパンダグッズを大量に持って紬の家にやってくる。
落ち込んだ様子の紬に湊斗は、想の悪いところは、紬の変わっていないところしか見ていないところだという。
紬は今の想を受け入れているが、想は高校生の紬ちゃんを探していて、8年ズレてると湊斗は指摘するのだった。
うつむいていては大切なものを見失う
最後の本を返すため奈々(夏帆)は想を呼び出していた。
何か言いたげな想に、奈々は今の彼女をきちんと見たほうがいいと忠告する。
奈々は「うつむいていたら何も気づけない私たちだから、ちゃんと見ようとしなくちゃダメ」というのだった。
かわいそうかどうかは他人が決めることではない
想に再会できてうれしい湊斗
湊斗は高校サッカー部の仲間とフットサルに来ていた。
拓実(井上祐貴)に、2人が再会してなかったら、今ごろ想と普通に話ができてなかったのかと思うと、これでよかったと思っていると告白する湊斗。
勝手にかわいそうというのは、他人だから言えちゃうんだよと湊斗はほほ笑むのだった。
耳が聞こえないのはかわいそうなことではない
紬がCDショップの正社員になることを想は嫌がるのではないかと、田畑(佐藤新)は余計な心配を口にする。
耳聞こえないからかわいそうという既成概念を押し付けることしかできない人のほうがかわいそうだと、紬は田畑を嘆くのだった。
紬の母は紬の背中を優しく押す
紬の母 和泉(森口瑤子)は想に会いに行く紬の髪をとかしながら「お別れするときは思い出に残ると厄介だから、すべて投げつけてきたほうがいい」と紬にアドバイスする。
亡くなった父親との別れの時も投げつけたのかと聞く紬に、「取っといてある。美化されて思い出すたびに楽しい」と和泉は幸せそうに笑うのだった。
それでも紬と一緒にいたい想の思い
すれ違う想と紬の思い
ゆっくり話せるところで会いたいという紬に、想は高校の教室を指定する。
想は教室に入ってきても、うつむいて何も話さない。
紬は黒板に、想へのメッセージを書き連ねていく。
「再会できてよかった」
「また好きになれてよかった」
「元気でね」
立ち去ろうとする紬を引き止めるように、想も紬に伝えたい言葉を黒板に書き始める。
「青羽の声が聞こえないことが受け入れられなかった」
すると紬は、黒板に「声出さないよ」と返事をする。
それを想は指で消す。
その上から「笑わない」と書く紬。
また想はそれを指で消す。
その上から「音楽聞かない」と書こうとする紬を、さえぎる想。
やっと心を通わすことができた紬と想
想は手話で「一緒にいたら辛くなることもあって、また当たってしまうかもしれない」と苦悩を吐き出す。
そして「それでも一緒にいたい」と想は紬の目を見て伝える。
「手話ももっと覚えて言いたいことを受け取れるよう頑張るから、伝えることをあきらめないでほしい」と紬は想に伝えた。
そして「分かり合えないことは絶対ある、それでも一緒にいたい人と一緒にいるために言葉があるんだと思う」と話し、たくさん話そうと約束をするのだった。
紬と想は同時にお互いを認識していた
紬は、高校2年当時の想の作文を手に、想を体育館に誘った。
想が作文を発表した時紬が並んでいた場所から、壇上の想を見つめる紬。
「まっすぐ見つめる紬の視線を感じていた」と話す想。
そして、想は手話で当時の作文を読むのだった。
想の笑顔にほっとする想の母
想が実家に荷物を取りに戻っている間、外で待っている紬の元へこっそり向かった想の母 律子(篠原涼子)。
楽しむことより傷つかないことを優先してほしかったけど、楽しんでいる姿を見るとホッとすると、紬に親心を見せる律子だった。
奈々は大きな花束を春尾に渡す
湊斗は奈々から幸せのおすそ分けをもらう
湊斗は、偶然バスから降りてきた奈々に声をかける。
大きな花束を持った奈々は、湊斗に1本だけどうぞとおすそ分けをした。
奈々からのプレゼントに驚き喜ぶ春尾
奈々は春尾(風間俊介)の行きつけの居酒屋へ向かう。
通訳士になれたお祝いといって春尾に花束を渡す奈々。
クリスマスだからハンドバックのお返しが欲しいと笑顔でおねだりする奈々に、春尾は喜ぶのだった。
奈々からのおすそ分けが広がっていく
湊斗が、想との待ち合わせでカフェにいた紬の前に突然現れる。
湊斗はかすみ草を1本、おすそ分けといって紬に渡した。
一方で奈々は想を呼び出してかすみ草を1本、おすそ分けといって渡す。
想と奈々は自然と笑みがこぼれる。
その後、想と駅で待ち合わせた紬は、かすみ草を1本想に差し出す。
すると、同じようにかすみ草を差し出し驚く想。
そして2人はかすみ草でクリスマスのプレゼント交換をしたのだった。
声は聞けないけど、言葉が見えるようになった
イルミネーションを見に来た2人は、手話で話しをしていてなかなか景色を見ることができない。
想は、声も覚えてないしもう聞けないけど、言葉が見えるようになってよかったとほほ笑んだ。
「今、何か言いたいことある?」と尋ねる紬の気持ちを察した想は、紬の手をさりげなく握る。
そして想は紬の耳元で何かをささやく。幸せそうに笑う紬。
その姿は高校の時とまるで同じ光景だった。
silent 最終回 みんなの感想とレビュー
silent最終回の感想
怒涛の再登場アイテムに、1話から再視聴決定!
パンダ、ポニーテール、好きになれてよかった、iPod、スピッツの「魔法のコトバ」、花束を持ってる人、おすそ分け、ハンドバック、ビデオ通話、同じものを交換。
幸せの証のように登場してきたアイテムがちりばめられた最終回となりました。
ほかにも隠れているかもしれないと思うと、再視聴しなくては!
「かわいそう」と思ってました!ごめんなさい!
勝手にかわいそうと決めつけるのは、確かに失礼ですよね。
ずっと好きだった紬を失った湊斗を「かわいそう」だと思っていました。
湊斗が紬や想に優しくしているのを「傷ついている」と思っていました。
湊斗は想とも紬ともずっと友だちで、何も失ってなんかいないんですよね。
想を失ってたこの8年のほうが、湊斗にとって「かわいそう」な状態だったのかもしれない。
勝手に決めつけてごめんなさい!
想が紬の耳元にささやいた言葉とは…
黒板の前で、そしてイルミネーションの中で、想は紬になんと言ったんだろう。
それを詮索するのはヤボってもんです。
スピッツの「魔法のコトバ」の歌詞「魔法のコトバ 2人だけにはわかる」。
主題歌「Subtitle」の歌詞「イルミネーションみたいな 不特定多数じゃなくてただ1人 君であってほしい」。
想は紬だけに届けたい言葉をささやいたんですね。
silent最終回 みんなの感想
silent 最終回 のネタバレと感想まとめ
ついに「Silent」最終話が放送されました。
音のない場面が多いドラマだったので、ながら見したり、ちょっと携帯みたりすると、話が進んでしまっていたり。
しっかり60分集中してドラマを見ることは、新鮮な経験でした。
想と紬の「付き合おう」やキスなど、視聴者がキュンとする演出は少なめだったかもしれません。
でも、言葉がなくても、最終話の登場人物の晴れやかな笑顔が物語っていました。
放送後、ネットでは「ありがとう」が溢れました。
魅力的な登場人物が多かったので、湊斗のスピンオフ、奈々と春尾先生のその後などの映像化を期待したいです!
前回のお話
「silent」10話のネタバレと感想!
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ドラマsilent(サイレント)全話のネタバレとあらすじ!