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勉強になる漫画!しーちゃんのごちそうでわかる昭和の文化

2022年9月10日

勉強になる漫画!しーちゃんのごちそうでわかる昭和の文化

漫画しーちゃんのごちそうは、昭和半ばの千葉県鴨川市が舞台のグルメ漫画です。

読み進めていると今ではなかなか見られない昭和の文化が詰まっているなと思いました。

懐かしいものもありましたし、知らないもの複数!

今回は、そんなしーちゃんのごちそうに出てくる昭和の文化をご紹介したいと思います。

しーちゃんのごちそうで見る昭和30年代の文化

お風呂を借りる

水道がお風呂場になかったころは外の井戸からお水を入れて、お風呂を沸かしていたそうです。

しーちゃんのごちそうに出てくるのは、水道がお風呂場に出来たころのお話。

お風呂はもちろん外から薪に火をつけて沸かします。

なので外ではお父ちゃんが火の番や調整をしてくれるんです。

いまでは毎日お風呂につかるという家も多いかもしれませんが、当時はお風呂につかるのは週に2~3回だったそうです。

もちろん毎日お風呂を沸かしたりもしません。

しーちゃんのごちそうのなかでも当時はお風呂を沸かす家が少なく、近所で沸かしているところがあればお風呂を借りに行くことが多かったと書いてあります。

ここで使われているお風呂は、『鉄砲風呂』と呼ばれるものでお風呂自体は木の桶です。

お風呂の中に入れてある鋳鉄製の筒に火を入れてお湯を沸かすというやり方。

これは関東に多く、関西では五右衛門風呂が主流だったようですね。

このスタイルは昭和30年以降に少しずつ廃れていったみたいなので、ちょうどしーちゃんのごちそうで出ているのが最後くらいの時期だったのではないでしょうか?

美容室であんぱん

美容室であんぱんを食べるというと持込かな?と思うかもしれませんが、サービスです。

パーマネント(パーマ)をかけるときは時間がかかるので、途中で飲み物や軽食が出ることもあったそうです。

町の奥様の憩いの場としてのんびりすごせる場所だったのでおしゃべりしながら髪の毛をきれいにしてもらって、長い間かかるパーマは途中でパンを食べたりコーヒーを飲んだりしていました。

私は美容室でサービスででたのはお茶だけですが、パーマをあてに行ったときに母が冷凍の抹茶アイスを買ってくれるのが楽しみでした。

何時間かかかるので、美容師さんも一緒に食べたりしていい思い出です。

パーマ液のにおいで気持ち悪くならないようにという意味もあったみたいで、ふと母の優しさを思い出しますね。

テレビのある家で見せてもらう

テレビは昭和28年に放送が開始されました。

ただ当時は庶民にとって高値の花。

なのでテレビがある家に集まって見せてもらう『もらいテレビ』もよくありました。

しーちゃんのごちそうでも、テレビを見にいったり、しーちゃんの家にテレビが来た後は近所のお姉さんが「最近テレビ見に来ないからさみしいわ」としーちゃんに語り掛ける場面も。

2階に置かれたテレビを道の方に向けて、通りから町の人がテレビを見るということもあるくらいテレビでみる相撲やプロレスには憧れが強かったようです。

実際に行かないとみることのできないものが、家や近所で見られるって今では普通ですがよく考えたらすごいことですよね・・・。

紙芝居

昭和の時代、子供にとって楽しい時間だったのは公園などに現れる紙芝居屋さんでした。

実は紙芝居屋さんというのは、飴屋さんが人を呼ぶためにやっていたことらしいのですが・・・。

しーちゃんも友達と一緒に紙芝居を見に行っています。

「水あめを~円分ください」というと5円分や10円分の水あめを割りばしにとってくれたそうです。

水あめは割りばしでぐるぐると練って食べるのですが、今は駄菓子屋さんでもなかなか見かけませんね。

地域によっては、水あめ以外にもイカの煮つけ、巣昆布、型抜きなどもあったよう。

テレビの普及とともに紙芝居屋さんを見ることは少なくなったようですが、いつの時代も子供は紙芝居が好きなので今でも流行りそうですね。

和洋折衷の晩ごはん

ハンバーグにはコーンスープやコンソメスープ、チャーハンには中華スープなど今では食事にバリエーションがありますが、昭和の時代は洋食や中華が食卓に上り始めたころ。

まだまだ和洋折衷の組み合わせも多かったようです。

今でも昔ながらの洋食屋さんだとスープの代わりにお味噌汁がついてくることもありますし、ごはんのよこにお漬物がのってることもありますよね。

しーちゃんのごちそうでは、お金持ちのお友達まこちゃんの家の朝食をみてしーちゃんが驚くシーンがあります。

まこちゃんの家の朝ごはんは、トーストにバター、目玉焼きにウィンナー、紅茶にスープと完全に洋食。

すっごくおしゃれです笑 まるでカフェの朝ごはんのような雰囲気。

しーちゃんもあこがれてお母ちゃんにお願いしますが、出てきたのは甘めの厚焼き玉子ときんぴらごぼうにお味噌汁。

そしてもちろんバターの塗ってあるパン。

がっかりするんですが、実はバターの塗ってあるパンってお味噌汁に合うんですよね。

きんぴらもはさんで食べると美味しいサンドイッチに早変わり。

しーちゃんも美味しいと喜んでいました。

私も試したことがあるんですが、むしろさっぱりしててバターオムレツとかより卵焼きの方が好きかもしれないとなりました。

オムライスにお味噌汁も美味しいのでぜひ皆さんも和洋折衷楽しんでみてください。

お酢でお掃除

古くなったお酢で畳やガラスのふき掃除につかっています。

生ごみにかければ臭いにおいが抑えられた李、鍋や水道の蛇口もきれいになります。

お酢と水を1:1で混ぜるだけで天然のお掃除洗剤の出来上がりです。

クエン酸が掃除に使われることが多いですが、昔は古くなったお酢を使っていたようです。

自然のものなので、子供や動物が家にいる場合でも安心して使えるのも利点かもしれません。

畳を掃除するために使われていたといいましたが、今では畳のイ草の間に水が入るとかびの原因になるのでからぶきが推奨されているようですね。

赤玉ぶどう酒

赤玉ぶどう酒は、赤玉ポートワインと呼ばれるものです。

NHKの朝ドラ『マッサン』の影響でまた人気が再燃した果実酒です。

味は一般的なワインより甘くて、アルコール度数も高めで20度近くあります。

一般的に赤ワインだと12%~16%なので結構強いですね。

しーちゃんのごちそうの中では、奥さんたちに人気があってすぐ売り切れてしまうと酒屋さんが説明しています。

ちょっとしたぜいたく品だったみたいです。

アルコール度数は飲み方はストレート以外にも、オンザロックやお湯割りもあったみたいですね。

自宅での結婚式

しーちゃんの時代はまだ結婚式を家で行うことが一般的でした。

隣組と呼ばれる町内会の奥さんたちの大忙しの日でもあったようですね。

料理の仕込みをしたり、家の飾りや座布団の準備をしたりします。

料理は、太巻き寿司、赤飯、酢の物、ハマグリのお吸い物、刺身、タイの塩焼きなどを作っていたようです。

ハマグリは仲のいい夫婦を表してひな祭りの食事でも使われますね。

また太巻き寿司は、普通のものではなく千葉の房総半島で長い間作られてきた飾り太巻きだったようです。

きれいな花をつくったり、切ると祝いという漢字が見えるような巻き寿司もあり、見た目に華やかなので私もいつか作ってみたいですね!

まとめ

皆さん今回ご紹介したしーちゃんのごちそうに出てくる昭和の文化で知っているもの、見たことのあるものはありましたか?

テレビを人の家に見に行ったり、お風呂を借りたり、小さいしーちゃんにとっては余計に楽しいひと時だったんじゃないかなと思います。

私も友達の家にお泊りしにいったり銭湯につれていってもらうだけでドキドキわくわくしました。

現代は何でも簡単に手に入りますが、不便なことが多かった昭和では人と人が助け合って生きていく必要があったのでご近所づきあいも今より深かったんだろうなと思います。

しーちゃんのごちそうでは、温かいご近所付き合いを見るのも楽しみの一つなのでぜひそこにも注目して読んでみてくださいね。

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