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泣ける漫画しーちゃんのごちそう 何回読んでも感動できるおすすめシーン 7選

2022年9月13日

泣ける漫画しーちゃんのごちそう 何回読んでも感動できるおすすめシーン 7選

しーちゃんのごちそうは少年画報社から出ているたかなししずえさんの作品。

昭和30年代頃の千葉県鴨川市を舞台に描かれています。

どの話も素朴で懐かしく、登場人物の優しさに感動するんです。

全話を事細かに紹介したいのですが、大変な量になるので今回は私が個人的に大好きなシーンを7つご紹介します。

しーちゃんのごちそう 何回読んでも感動できるシーン

しーちゃんのごちそう1巻 ~フルーツの缶詰~

昭和30年当時、フルーツの缶詰は高級品でした。

気軽に買えるものではないので、風邪をひいた時くらいしか食べさせてもらえない特別なものだったんです。

しーちゃんは自分の家のお店に置いてあるフルーツの缶詰を見て食べたいなぁと思っていました。

そこにクラスメイトでお金持ちの女の子がいろんな缶詰を買いに来ます。

誕生日会でフルーツポンチを出すのでしーちゃんも来てねと誘われてしーちゃんは大喜び!

誕生日会当日はソーセージや東京のケーキやフルーツポンチなどみんなにとって普段食べられない珍しいものばかりなんですよね。

いまでは割と気軽に手に入るものでも、当時はお金持ちであったり東京に仕事がある人くらいしか手に入らなかったようです。

しーちゃんや周りの友達は心底うらやましそうなのですが、さなえちゃんの両親は忙しくて誕生日会には不在。

しーちゃんはお父ちゃんとお母ちゃんがいるおうちがやっぱり一番だなとおもうんですよね。

珍しくおいしい食べ物が食べられることも贅沢だけれど、いつでも家族がそばにいることもすごく贅沢。

人のものがよく見えたり、誰かが自分より恵まれていると思ったり、最近はSNSもあって他人のいい部分が目に入るような気がします。

でも幸せは自分のそばにあるのかなとしーちゃんのごちそうを読んでいるといつも思います。

そしてしーちゃんが小学生なのにそんなことを考えてるということに感動・・・。

幸せを見つける力が大事なんだ!と家でも力説してます笑

しーちゃんのごちそう2巻 ~シュークリーム~

しーちゃんの家には時々東京から親戚のお姉ちゃんがやってきます。

この日お土産としてお姉ちゃんが買ってきてくれたのはシュークリーム。

お父ちゃんお母ちゃんしーちゃん誰もシュークリームを食べたことがなかったので大興奮!

初めて食べるものってドキドキするし特別だったんだろうなぁ~と私までわくわくしました。

今では洋菓子も簡単に手に入るので、当時ほどの感動を味わうほどのものに出会うのは難しいですよね。

皆でおいしいシュークリームを食べた後、お母ちゃんがお土産にと干物を渡しながら「つまんないものだけどもってってよ。」といいます。

するとしーちゃんは一生懸命作ったのにつまらないものじゃないよ!と反論。

大人からすると単なる謙遜なのですが、子供しーちゃんからするとシュークリームもお母ちゃんとお父ちゃんが作った干物も同じくらい最高のものなんですよね。

最近では、気に入ってもらえると嬉しいんですがとか美味しいのでぜひ食べてみてくださいとか言い換える人も増えて、「つまらないものですが」も周りではあまり聞きません。

子供のころは大人はなんで思ってないことを言うんだろうとか、謙遜なんていらないのになと思っていましたし、今その流れが変わってきてるのはいいことだなと思います。

みんなしーちゃんみたいに素直に優しく生きましょう!!

しーちゃんのごちそう2巻 ~魚肉ソーセージ~

しーちゃんのクラスメイト誠ちゃんは、クラスの女子が少し苦手だなと思っている男の子です。

なぜかというと給食の時にがつがつ食べて、いらないものを集めては持って帰っているから。

落ち着いて食べられないなぁとしーちゃんも思っています。

毎日あんなに残ったパンやソーセージを持って帰ってどうしているのかなと家についていってみると・・・。

家にいるにわとり、犬、牛、そして弟と妹のために持って帰っていたことが分かります。

がさつだなと思っていた誠ちゃんは家族思いのとってもいいお兄ちゃんでした。

好き嫌いもないし食べ物を大事にしているのがみんなに分かってほっこり。

なんかもう登場人物全員がやさしくないですか!?

その場で起きたことだけではなく、その子にどんな理由があるのか考えるのは大事だけれど、大人でも難しいのに・・・。

しーちゃんも誠ちゃんに触発されて苦手な給食のおかずにもチャレンジしようという気持ちに。

いつでも食べ物があるのがどれだけ恵まれていることかを改めて感じさせられました。

しーちゃんのごちそう4巻 ~冷やし茶漬け~

しーちゃんのお父ちゃんとお母ちゃんが結婚したのは20代ですが、子供がなかなかできずしーちゃんを授かったのはお母ちゃんが40歳、お父ちゃんが47歳の時でした。

当時は結婚も子供もはやい人が多かったので、お母ちゃんは赤ちゃんを連れた人を見ては切ない気持ちになっていたんです。

でもお父ちゃんが本当に優しい!

その気持ちを分かってお母ちゃんに「天からの授かりものだし、授からなければ二人で仲良くやっていこう」といいます。

これだけでお父ちゃんの愛が伝わりすぎて号泣です笑

その後待望の赤ちゃんができ、お母ちゃんがつわりの時にお父ちゃんが作ったのが冷やし茶漬け。

子供も大事だけどそもそもお母ちゃんラブなので体を気遣って作ってくれたんですよね。

お母ちゃんもいつまでも優しいお父ちゃんが大好き。

この文章を書いてるだけでまた泣けてきました・・・。

ほかの回では、しーちゃんがお母ちゃんはなかなか赤ちゃんが出来なくて遅くに自分ができたけれど、その分お母ちゃんはいろんなことを知ってて着物も作れてすごいんだと自慢するシーンが出てきます。

二人にとって大事な宝物であるしーちゃん可愛すぎます!!

しーちゃんのごちそう6巻 ~のり弁~

しーちゃんのお母ちゃんが少し帰りがおそくなるということで、のり弁を作ってくれました。

しーちゃんの大好きなおかずがたくさん詰まったお弁当。

お父ちゃんと一緒にお弁当を食べておいしいな~と楽しくしていたしーちゃんですが、いつも優しくしてくれるお母ちゃんがいないことのさみしさに気付いてしーちゃんの目には涙が・・・。

これを読むだけでどれだけお母ちゃんという存在がしーちゃんにとって大きいかよくわかります。

甘やかしてるだけじゃなく、ちゃんと体拭かないととか小言も言われているのに子供が気にかけてくれているんだ。

こんな風に子供に思ってもらえたら本当に親冥利につきますよね。

子供がこんな風に親を頼ってくれるのは、最初の10年くらいと考えると本当に尊い・・・。

しーちゃんのごちそう4巻 ~卵丼~

しーちゃんのお店は今でいうコンビニエンスストアのような感じで、アイスやちょっとした乾物や卵が置いてありました。

ある日しーちゃんがうっかり卵を割ってしまうんですが、お父ちゃんは甘いのでわざとじゃないから食べればいいさと優しく許してくれます。

お母ちゃんは卵は高いんだからね~と。

そのあとお母ちゃんは、お昼ご飯の時に自分も小さいころ卵を割ってしまってお母さんがひびがはいってもなんてことはないよと卵丼を作ってくれたことを思い出します。

学校から帰ってきてまだたまごを割ってしまったことを落ち込んでるしーちゃんに、責めることも励ますこともせず、美味しい卵丼を作ってあげるお母ちゃんの姿を見るとなんだか涙が。

私は子供のころに美味しくなると思って炊飯器のなかに塩をいれたことがあります。

最初は祖母も母も、どうしてそんなことしたの?と聞いてきたのですが、私はおじいちゃんとかみんなも塩味が少しあった方がおいしいから喜ぶと思ったと伝えると全然怒られませんでした。

多分塩加減もわからない年だったので相当辛かったと思うんですが笑

悪気がなく壊してしまったもの、良かれと思ってやったこと、大人にとってはなんでそんなことしたの?もっと気を付けて!と言いたくなることだけれど、そういうことをたくさんして自分も優しく許してもらってたんだなと思い出しました!

しーちゃんのごちそう8巻 ~シラスおろし~

しーちゃんは学校で、おうちのことを書くという作文の宿題を貰いました。

家族のことや、家族でする特別なことなどなんでもいいと先生は言うのですが、しーちゃんはみんなと違って自分の家はいつもと変わらないから書くことがないと思ってしまいます。

休みの日でも朝ごはんはいつもと同じだし、お父ちゃんもお母ちゃんも毎日仕事をして暮らしてと同じことをしている。

子供ころはみんな思いますよね。

いつも同じことの繰り返しで面白くないな!とか、普通なんて楽しくないよとか。

でもお父ちゃんは、大事な子供が笑っていてくれること、奥さんが美味しいご飯を作ってくれて毎日ごはんを食べられることが幸せなことなんだよとしーちゃんに伝えました。

しーちゃんの両親は、戦前生まれ。

なので外に出たら命もないかもしれないというなかで、家族が平和に暮らせるということは真の幸せだということを感じていたんでしょうね。

自分が20代のころは、真新しいものを探して自立の一歩という感じで今までの毎日の生活から抜け出したくて動いていたような気がします。

もちろんその冒険や経験はとっても大事なことだったんですが、今はしーちゃんの両親の気持ちもよくわかります。

誰かがご飯を作ってくれたり、ご飯を食べてくれる人がいて、健康に毎日が過ぎていくという幸せに気付いたしーちゃんもすごい。

大人が読んだらより泣けるお話でした。

まとめ

しーちゃんのごちそうはどのエピソード、シーンもほっこり泣けるものばかりなのですが、その中でもお気に入りのシーンをまとめました。

お父ちゃんとお母ちゃんがラブラブなところや、しーちゃんやお友達が素直で優しいところや、近所の人が出てくるシーンでも基本的にすべてで泣いています笑

優しい話に飢えている人はぜひぜひ読んでみてください!

『しーちゃんのごちそうは実話?いつの時代のお話?無料で読めるの?』についてはこちらから

『しーちゃんのごちそう 漫画の聖地巡礼in千葉県鴨川市』の記事はこちらから

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