朝ドラ 舞いあがれ!

舞いあがれ!95話「貴司が参考にした恋の短歌の現代語訳は?」ネタバレと考察

2023年2月10日

舞いあがれ95話 貴司 短歌 ネタバレ 考察

全話のネタバレまとめ
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朝ドラ舞いあがれ第95話のあらすじとネタバレ

早朝に出勤しようとする舞(福原遥)を見てめぐみ(永作博美)は、舞の顔色が悪いことに気づき何でも相談するようにと言うが、舞は大丈夫と言って家を出る。

一方、デラシネではリュー北條(川島潤哉)が秋月史子(八木莉可子)から、まだ貴司(赤楚衛二)が新しい短歌を一首も詠めていないことを聞き驚き、貴司には恋の歌を詠んでほしいと言う。

テレビガイド舞いあがれ!あらすじ95話

貴司はまだ1首も読めず思い悩んでいた。

リュー北條は今まで貴司は恋の歌をつくったことがないというが、史子は1首だけあるという。

それは思い悩む舞に送った短歌だった。

奈良時代の女流歌人の恋の歌をもじったものだと秋月史子は話す。

しかしリュー北條はこんな分かりにくいものでなく情熱を出してほしい!というのだった。

舞が作ろうとしているブログの一番初めの記事は「職人 笠巻」に決定。

しかし笠巻(古舘寛治)は、いつもどおりそんなのはいいと舞にいう。

どうしても職人の気持ちや思いを残したいという舞の気持ちに負けて、インタビューを受け入れてくれた笠巻。

舞は、話を笑顔で聞きながらメモを取るのだった。

家に帰ってビーフシチューを作っている舞に、めぐみは今日は元気そうだという。

2時間シチューを煮込んだという舞の言葉をきいて、今日もデラシネにはいかなかったんだねとめぐみは声をかけた。

そしてもっとわがままになったら?自分の気持ちのままに動いた方がいいとアドバイス。

めぐみは自分が浩太を好きになった時自分しか見えてなかったけれど、後悔していないという。

その言葉を聞いて舞はエプロンを取り、ちょっといってくると家を出ていくのだった。

家に出て、雪乃(くわばたりえ)に貴司の居場所をきくとまだデラシネだという。

そこへ持ち帰りのお好み焼きをもった史子が出てきた。

史子は、舞に「梅津先生をどう思っているんですか」と聞く。

本当にただの幼馴染なのか?と聞かれた舞は、戸惑う。

自分の気持ちはちゃんと伝えますとはっきり舞に告げた史子は、頭を下げてデラシネに戻っていった。

デラシネに戻った史子は、貴司に短歌が作れない時は苦しいですよねと語り掛ける。

そして自分が先生の灯になりたい、側にいて明るく温めたいと自分の気持ちをはっきりと伝えた。

しかし貴司は史子のことを素晴らしい歌人だけれど・・・と言葉を濁す。

舞が好きならどうして気持ちを伝えないのか?と言われた貴司は思い悩んだ顔で椅子に座るのだった。

狭野茅上娘子とは?読み方は?

奈良時代の女流歌人

夫 中臣宅守(なかとみのやかもり)が流刑となってしまったときに二人で交わした歌が「万葉集」に63種収められている。

自分の激しい気持ちを歌ったものが多い。

下級女官であったのに、中臣宅守が結婚したことが罪に問われたとも言われています。

ロズ
ロズ

なんだかロミオとジュリエット

名前の読み方は「さのの ちがみのおとめ」

かなり読み方が難しいですが、「さののちがみのおとめ」が正しい読み方。

狭野弟上娘子(さののおとがみのおとめ)という別名もあります。

貴司がもとにした短歌の現代語訳は?

「君が行く 道の長手(ながて)を 繰り畳(たた)ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも(巻15‐3724)」という

狭野茅上娘子(さのの ちがみのおとめ)が呼んだ歌です。

流刑になった夫のことをおもい、そこまでの長い道のりを手繰り寄せて焼いてしまえるような神の火が欲しいという気持ちを読んでいます。

夫のことを愛しているがゆえにその別れがあまりに辛すぎて、という情熱的な歌です。

貴司はこの情熱的な短歌の意味を知りながら、人にはほぼわからないような短歌に変えたんですね・・・。

まとめ

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舞いあがれ!94話あらすじ・ネタバレと感想

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