前回のお話
貴司は、編集者のリュー北條に相聞歌という恋の歌を作るように言われ思い悩んでいた。
全話のネタバレまとめ
2022後期朝ドラ「舞いあがれ!」最終話までの全話ネタバレあらすじまとめ ロケ地やキャスト情報も!
朝ドラ舞いあがれ第94話のあらすじとネタバレ
御園(山口紗弥加)から受けたIWAKURAの取材記事が新聞に載る。
書かれたのは女性社員のことだけで、男性社員のことは書かれていないと藤沢(榎田貴斗)は愚痴をこぼす。
その記事を目にした貴司(赤楚衛二)は喜ぶが、それも束(つか)の間、編集者のリュー北條(川島潤哉)からの新しい短歌10首の宿題が目に入り、気が滅入(めい)る。
yahooテレビガイド 舞いあがれあらすじ94話
「母子の立て直した会社」というタイトルで、IWAKURAの女性だけが取り上げられたこともあり男性社員は意気消沈。
その新聞を笑顔で眺めていた貴司は、ふと相聞歌を課題に出されていたことが目に入りまた悲しい顔をするのだった。
取材で撮った写真を渡しに来た新聞記者の御園(山口紗弥加)に、舞は男性社員のことが書いていないと指摘。
しかし御園は、女性が立て直したということがおもしろいし、興味のなかった女性も興味を出すだろうと話す。
そして男性写真の写真もとてもいい、発信してみたいなら自分でブログやSNSをやってみるのはどう?と舞に提案するのだった。
IWAKURAが新聞に載ったおいわいでうめづでお好み焼きを食べている舞や社員たち。
男性社員はまだすこし不満な様子をみて、舞はこれからブログを始めてみんなの夢やインタビューを発信をしないかと提案。
自分たちのねじを全世界に発信にして、情熱を伝えていこう!と盛り上がるのだった。
そこへ突然やってきたのは秋月史子。
持ち帰りのお好み焼きをたのみ、自然と貴司の両親と話す姿をみて切ない表情を浮かべる舞。
別の日デラシネへいくと、いつもの小学生たちも貴司がいないから面白くないといいかえっていってた。
舞が貴司の歌はできたかと史子に聞くとそういうのもプレッシャーになるからとけん制されてしまう。
さらに史子は貴司の短歌をよむということは、貴司の心に触れるということでもあるという。
史子と貴司は同じくらいの深い孤独を抱えているからこそ、お互いの言葉で癒される。
そんな貴司に対する言葉を舞は複雑な表情で聞いていたのだった。
家に帰った舞は、久留美に電話し自分の気持ちは伝えないことにしたと改めていう。
久留美は納得できない様子だったが、ふと空を見上げて星が綺麗から見てみてといった。
舞が窓を開けると、そこには同じように星を見ようと窓を開けていた貴司がいた。
ふと貴司は歌集が出せないかもしれないと不安を吐露。
なぜ短歌を作ってるかもわからなくなってしまったという貴司に、舞は「星たちの光集めて見えてきたこの道を行く明日の僕は」と貴司が初めて作った短歌を読んだ。
この歌を思い出すたびに五島の景色が思い浮かんで、あの気持ちを思い出せる。
だから私は貴司君の短歌が好きだよと舞は告げた。
そしてすこし早口で、史子も貴司の短歌がお守りになっているって言ってたし・・・おやすみ!と窓を閉めようとする。
貴司は舞を引き留め、「ありがとう」と舞に笑顔でお礼をいうのだった。
朝ドラ舞いあがれ第94話 みんなの感想
「ミザリー史子」の怖さにゾクッとする
「ミザリー」が何かわからない人のために簡単にご説明したいと思います。
- スティーブンキングの小説、映画作品
- 熱狂的なファン アニーの恐怖が描かれている
- アニーは弱さや葛藤を抱えて孤独におびえた人間
- 実はスティーブンキングの実体験がもとになった作品
なんだかこの時点で、ちょっと秋月さんぽい感じもします笑
映画は秋月さんを100倍くらい過激化した感じなんですが、じぶんだけが貴司の短歌の理解者だと言わんばかりの態度はまさにアニー。
アニーは、ポールに興味があったわけではなくポールの作品が自分にとって面白いかどうかに興味がありました。
だから自分の意にそわない作品が生まれることに怒りを感じたのですが、そこがちょっと秋月さんぽい。
貴司もこの経験をもとになにか短歌をひとつよめそうです。
ミザリーは実話が元?
スティーブンキングの実体験とも言われているこの作品ですが、これはストーカーが実体験というわけではないようです。
スティーブンキングは1987年以降薬物中毒となり、「ミザリー」というのは覚せい剤のことをさしているとインタビューで答えています。
そのほかにも、熱狂的なファンに殺されたジョンレノン、そしてサインを断られたときに怒鳴りつけてきた自分のファンなど、様々なものに影響され作ったそうです。
「愛してる」「憎んでる」というものは違うようでよく似ている・・・。
この感情を描いたものが「ミザリー」という作品ということですね。
まとめ
貴司は、秋月さんを受け入れたというよりも、特に誰にも干渉しないというのが正しい気がします。
くる人には優しい場所なのがデラシネ。
史子は自分が一番の理解者だと言っていますが、人の孤独や愛はそんなに簡単に理解できるものではない気がする。