前回のお話
秋月史子は、貴司の歌集作りを助けたいと舞に宣言。
そばにいること悪く思わないでほしいと伝えたのだった。
全話のネタバレまとめ
2022後期朝ドラ「舞いあがれ!」最終話までの全話ネタバレあらすじまとめ ロケ地やキャスト情報も!
朝ドラ舞いあがれ第93話のあらすじとネタバレ
2023年2月14日放送回
舞(福原遥)は久留美(山下美月)との夕食の席で、秋月史子(八木莉可子)から言われたことを打ち明けると、貴司(赤楚衛二)に対して出来ることを探すように、それが舞だと励まされる。
一方、貴司は、秋月史子(八木莉可子)が見守る中、出版社の編集者・リュー北條(川島潤哉)に新たに作った10首の短歌を見せる。
しかし、リュー北條から返ってきたのは、これでは駄目だという厳しい批評だった。
Yahooテレビガイド93話あらすじ
久留美は、史子の話をきいて黙っている舞が理解できない。
しかし舞は、自分に出来ることはないと寂しそうに話す。
そんな弱気な舞を、励ます久留美なのだった。
リュー北條が再びデラシネにやってきて、新しい短歌をチェック。
「ダメだ」と一言。
これまでと変化がなく地味だ、どうして歌集を出したいと思っているの?と貴司に質問。
本当の気持ちがこもった人に伝わるものを作れていない、このままだと歌集を出すのは無理だと貴司言い切りデラシネを後にした。
史子は、北條が理解しなくても自分は理解しているから!と貴司を励まそうと声をかけるのだった。
朝ぼーっとしながら朝食を食べている舞。
午後に御園から再び取材を受けている中で、仕事の話だけでなく、恋愛の話にまで発展。
好きな人はいるか?と聞かれて、ふと貴司の顔が思い浮かぶ舞だが好きな人はいませんと答える。
仕事の後カフェノーサイドで、舞と御園は飲みながら話を再び進める。
御園は舞に好きな人がいることを見抜き、舞はついに好きな人がいると告白。
自分は身軽でいたいから恋愛や結婚はしないという御園だが、舞には後悔しない?と一言聞くのだった。
デラシネでは新しい歌が全く作れずイライラしている貴司。
そこへ再び北条がやってきた。
あと10首いつもとはちがうものを書けば、歌集を出せるという北条に、それは売りたいだけだと史子は反論。
しかし北條は、史子の方こそ自分好みの歌だけを貴司に書かせようとしていると言い返す。
自分の殻をやぶらないと成長できないと言われた貴司は、わかりましたと答えた。
北條が出したテーマは、相聞歌 恋愛の歌だ。
そのテーマをじっと見つめる貴司だった。
朝ドラ舞いあがれ第93話 みんなの感想
北條のお題 相聞歌とは?恋の歌?
相聞歌の読み方は、「そうもんか」。
私は初めて聞きました!
北條は「恋の歌」と言っていたのですが、調べると恋の歌だけではなく親子や兄弟、友人などの間にある親愛の気持ちも含まれるようです。
このジャンルに入る大部分が恋愛の歌なので、相聞歌は基本的には恋愛の歌という意味として使われることがほとんど。
万葉集の3大部立て(主なジャンル)は
- 相聞歌(そうもんか):恋愛、親愛の情をうたったもの
- 雑歌(ぞうか): 四季・恋・賀・哀傷・旅・別など以外の歌
- 挽歌(ばんか):悲しみを歌ったもの
とあるそうです。
短歌の事を全く知らなかったので、かなり勉強になりました!
秋月はエゴイスト!の声に共感
リュー北條は最初売り上げしか考えていない編集者だと思われていたんですが、売り上げは当然大事なので仕方ないですよね。
でもそれ以上に歌人や小説家などを成長させる存在でないといけない。
殻を破ったり、世界を広げたり、人に伝わるものを書いてもらったり。
だから秋月のように、今までの貴司でいてほしい・変わらないでほしいという気持ちが強い人には、「エゴイスト」というんです。
史子は自分のために貴司に変わらないでいてほしいだけですからね。
私は秋月さんは「私はただうめづ先生を見守っていたいだけ、その心を理解してくれたらそれでいい」と思っているのでは?と感じました。
好きになってくれ!というより貴司の世界観にどっぷりつかっていたいというか。
ただ相聞歌を貴司が作ってしまったら、その世界も崩れてしまうんですよね。