家臣として仕えていた今川家を裏切り、今川のいる駿府に妻子を残したまま
敵対していた織田信長と、とうとう会うことになった家康。
織田家の人質だった幼少期以来の信長と、どんなやりとりをするのか。
信長のいる清須で待ち構えていた人物は他にも!?
残された妻と子はいったいどうなるのか・・・!?
この記事では「どうする家康」4話のネタバレと感想をまとめています。
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NHK大河「どうする家康」最終回までの全話あらすじネタバレまとめ
「どうする家康」4話のあらすじとネタバレ
とうとう信長のもとへ!
徳川家康(松本潤)と家臣たちは、水野信元(寺島進)とともに織田信長(岡田准一)のいる尾張・清須城へ向かった。
織田家の統率力がわかるほど、重々しい雰囲気に家康たちは圧倒。
先に頭を下げても名乗ってもならない、と事前に家臣たちから言われていた家康。
しかし、あまりの厳かさに思わず先に頭を下げて名乗ってしまい、すでに上下関係が出来上がってしまった。
家康最大のライバル、木下藤吉郎あらわる!
信長への挨拶を終わらせたあと、家康たちは柴田勝家(吉原光夫)に屋敷を案内される。
そのとき、勝家が大声で「サル!」と呼び立てた。
そして調子よく現れたのが、木下藤吉郎(ムロツヨシ)。
身の回りの世話は何でもするので存分にこき使ってください、と言うとみんなに調子よくみかんを配りまわった。
家康は、物思いにふけるかのようにそのみかんを見入る。
妻と子供がすきだった、と・・・。
お市の方との再会
その後、家康は藤吉郎に誘われるがままに信長のもとへ。
竹柵に囲われた中で、家康と信長は再会のあいさつ代わりに相撲をとることになったのだ。
乱闘を繰り広げる中、何とか信長に対抗する家康。
そんな姿勢の家康を認めた信長だったが藤吉郎からもう1人相手をしてほしい、と頼まれる。
そこへ静かに現れたのは木製の薙刀(なぎなた)を手にした仮面武者。
激しく攻防し、ポロっと仮面が外れる。
その素顔は、家康が織田家の人質時代のときに一緒に過ごした信長の妹・お市の方(北川景子)であった。
信長が治める清須の光景に圧巻!
信長から、家康を清須の案内するよう頼まれたお市。
2人は馬で駆け巡り、野山から清須の光景を目の当たりにした。
清須がこれほどまでに栄えているとは・・・と驚きを隠せない家康。
あっけにとられている家康に、お市は天下統一の夢を語った。
力がある男ならばすべてが手に入るのに・・・と遠くを見つめるのだった。
家康はふと、15年前の記憶をさかのぼっていた。
幼少期・家康とお市、出会う
その頃の家康は、竹千代(川口和空)と呼ばれ、織田家の人質となっていた。
信長の家臣たちと格闘していた竹千代。
そこへ、自分も混ざりたい仲間に入ろうとするお市の姿が。
そんなお市を、信長は軽くあしらう。
自分が女であるがゆえに仲間に入れないお市は、近くにいた竹千代にあたるのだった。
今川家に取り残された家康の妻・瀬名
その頃、今川家の領地である駿府に取り残されていた家康の妻・瀬名(有村架純)とその父・関口氏純(渡部篤郎)。
今川氏真(溝端淳平)より、おとがめを受けていた。
今まで今川家の人質でありながら、氏真の父・今川義元(野村萬斎)から大事にしてこられた家康が、今川家の敵である織田家に寝返ったからである。
普通ならば一人残らず打ち首となるところだが、氏真と瀬名は幼少期から同じ時間を過ごしてきた間柄ゆえ情けをかけてやる、と瀬名に言う氏真・・・。
信長が家康にビンタ!
清須では、家康が信長と盟約を結んでいた。
その際、家康は今川義元を討った信長に今川家との和議を提案。
信長はおもむろに家康の首に数回、右チョップをしたあと思いっきりビンタする。
情で自ら滅ぼすな、今川を滅ぼせ、と耳元で囁く信長。
さらに信長は、家康の松平家と織田家の結びつきを強めるため、お市を嫁にするよう言いつけるのだった。
怒り狂う今川氏真
瀬名に情けをかけると言った氏真。
夜伽(よとぎ)役を受け入れた瀬名だったが、ある晩、氏真が瀬名に抱きつくと瀬名の手には以前家康が作った木彫りの兎が・・・。
それを見た氏真は怒り狂い、瀬名の指先を短刀で切り、紙に何かを書かせた。
さらには木彫りの兎の首を切断するのだった。
苦しむ家康と、結婚を断るお市
清須城では、家康とお市の結婚式の準備が着々と進められていた。
そんな中、家康のもとに氏真から手紙が届く。
今川家に戻らなければ瀬名の一家は皆殺し、と。
途方に暮れる家康の足元に、別の手紙が・・・。
それは瀬名の血で書かれた「たすけて」という文字と一緒に、首が切断された木彫りの兎が入っていたのだ。
家臣たちの前で、もがき苦しむ家康。
結婚式の準備で、そばまで来ていたお市はその様子を見ていた。
お市は、兄の言いつけとはいえ、か弱い家康と結婚するのは嫌だ、と言い出す。
そしてお市は、欲しいものは力で奪い取るのです、と家康を鼓舞する。
家康、とうとう今川家と戦うことを決意!
結婚をとりやめることを聞かされた信長。
家康の首元に刀をつきつけ、どういたす?と静かに問いただす。
家康は、自分の兄だと思っている信長との約定をしっかり果たし、今川家を滅ぼす。
さらに自分の妻と子をこの手で取り返すと、つきつけられた刀を握りしめ、自分の血を流しながら信長に強く誓った。
いよいよ、妻子を奪還するため家康は動くのであった。
「どうする家康」4話 感想とレビュー
岡田信長の威圧感が半端ない!
家康と信長が格闘するシーンでは、格闘技に精通している岡田さんが
担当をしているそうで、大河ドラマとは思えないアクションシーンに熱くなりました!
・信長のラリアットから家康の巴投げ
・家康の首に数回右チョップしてからの強烈すぎる信長ビンタ
・ビンタからの顎クイでアメムチ感
松本さんは岡田さんが振り付けをするということもあり、より完璧にやりたいと
岡田さんの自宅まで行って練習していたそうです。
ジャニーズ同士の格闘技、かなり見応えありでした!!
北川景子の仮面は特注!
4話目にして初登場だった北川景子さん。
初めての登場シーンでは、仮面武者として現れるのですが
衣装合わせの際、北川さんの顔が小さすぎて
うまくはまる仮面が見つからず・・・。
結局、顔を採寸して一から彫ることになったそうです。
信長の妹として演じる北川さんの凛々しさに、毎回惚れ惚れしそうです!
恋焦がれた初恋の相手
今回、登場人物の想いや感情が交錯しています。
今川氏真はもともと瀬名に恋焦がれた相手であり
情けをかけると言いつつも寝取ろうとします。
お市に関しても、幼少期に川に飛び込んだ際
溺れかけたお市を救った家康が初恋の相手という設定になっています。
そんなお市ですが、家康の気持ちを汲み取って結婚を断る乙女心・・・!
目頭が熱くなっているお市に、だいぶ胸がキューンとした回でした。
「どうする家康」第4話のネタバレと感想まとめ
今まで信長に会うことを極度に恐れていた家康でしたが
無事に再会を果たし、格闘やビンタをかまされていくうちに
家康の中で何かが覚醒していくような印象でした。
1話~3話までの家康はどことなく頼りなさ全開で
どうする!どうすんのよー!!て家臣たちと同じ気持ちになっていたのですが
愛する妻と子のために、威圧感満載の信長を目の前にしても
自分を奮い立たせる家康は、だんだん当主としての自覚を芽生えさせていくんだなぁと
ますますこれからの家康が楽しみになった回でした!
次回はいよいよ、瀬名を奪還するために動き出します!
次回のお話
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