ついに武田信玄と戦うことになった徳川家康。
勝つ見込みがほぼない状態の家康ですが、天と地をひっくり返す意気込みで信玄に挑みます。
が、経験値の差があらわとなり・・・?
第17話のあらすじをご紹介していきます!
全話のネタバレはこちら
NHK大河「どうする家康」最終回までの全話あらすじネタバレまとめ
「どうする家康」17話のあらすじとネタバレ
ついに武田信玄(阿部寛)との戦いが始まった。
信玄の軍旗に記された「風林火山」のごとく、ものすごい速さで徳川方の城を落としていく。
早速、窮地に立たされた徳川家康(松本潤)。
家康は、戦の最中だった織田信長(岡田准一)に半ば強引に援軍を要請した。
援軍として、信長の家臣である軍勢が浜松城に到着。
家康たちは、信長が到着するまで城に立てこもり、武田軍を迎え撃つ計画だ。
しかし、武田軍はなぜか浜松城を通り過ぎていく。
今から後ろを突けば敵の兵力を大いに削げると考えた家康は、出陣した。
闘志満々で追いかけていく徳川軍勢だったが、凍りついたように急停止する。
眼下の三方ヶ原台地いっぱいに武田軍が待ち構えていたのだ。
夕方に始まった戦は、その日のうちに勝敗が決まり、家康の討ち死にという知らせが広まるのだった。
三方ヶ原合戦とは?詳しく解説!
徳川家康 VS 武田信玄
三方ヶ原合戦は1573年に、徳川家康・織田信長連合軍が武田信玄と三方ヶ原(現在の静岡県浜松市)で戦った合戦。
背景として、このとき織田信長と対立を深めていた室町幕府15代将軍・足利義昭が、武将たちに信長討伐を呼びかけていました。
これをチャンスをとらえた信玄、まずは信長と同盟関係にあった家康を叩こうとしたのです。
信玄の罠にまんまとはまる家康
家康は、信玄を迎え撃つため浜松城に立てこもります。
が、そんな家康を信玄はスルーして別の城を目指して進軍。
素通りするとは侮辱そのもの。
家康は武田軍を背後から突こうと考え出陣しますが、実は待ち伏せされていたのでした。
信玄の掌でもてあそばれる家康
素通りされた家康は、どうする、と家臣団から決断を迫られます。
このときに思いつくのが、信玄に勝てる要素はこの地の利だということ。
浜松をよく知っているのは武田ではなく、この徳川だと。
ですが、それさえも見通して家康を城からおびきだす信玄はまさに戦国最強!!
徳川家康、人生最大の敗戦
思いもしない待ち伏せに陣形が乱れた徳川・織田軍。
信玄は2倍もの軍勢で徳川・織田軍を迎え撃ち、夕方に始まった戦は2時間ほどで決着がつきます。
家康は討ち死に寸前の大敗北という結果でこの合戦の幕は閉じるのでした。
家康、逃亡中の脱糞エピソード
敗退した家康は命からがら浜松城へと逃げ帰ったわけですが、その途中で家臣たちが討ち取られていきます。
あまりの恐怖に家康は馬上で糞を漏らしてしまい、城にたどり着いたあと家臣に脱糞についてつっこまれると「これは味噌だ!」と反論した逸話は有名な話。
でしたが、近年このエピソードは事実ではないということが判明。
次回ではこのシーン、描かれるのでしょうか!?
夏目広次に死のフラグ
夏目広次は、家康からよく名前を間違えられた家臣
夏目広次は控えめな性格ということもあり、キャラの濃い家臣団の中では存在感薄め。
家康から呼ばれるときはいつも名前を間違えられるほど。
ですが、ただ存在感が薄いから名前を覚えられなかったわけではありません。
広次の本名は、夏目吉信
広次の本名は「夏目吉信」。
家康の幼少期から仕えていた家臣だったゆえ、家康の記憶では吉信という名前が印象強かったのです。
史料には「広次」という名前で記載されているため一般的に「夏目広次」と呼ばれています。
広次、三方ヶ原合戦で家康の身代わりに
広次は三河一向一揆の際に一度家康を裏切っています。
が、幼少期から仕えていたこともあり、無罪放免となった広次。
家康に対して強い恩を感じていた広次は、窮地に立たされた家康の身代わりとなり、討死しました。
急に目立ち始めた広次に死のフラグ
前回、武田軍と戦うか配下につくか悩んでいた家康に鼓舞したのは、今まで静観していた広次でした。
優しく、でもどこか力強さを感じた広次のセリフ。
急に広次にスポット当て始めたな・・・と感じた方も多いはず。
三方ヶ原合戦で家康が無事だったのは、家臣の犠牲があったからこそなんですね。
夏目広次は夏目漱石の先祖!?
夏目漱石自身、夏目氏の子孫を名乗っていたことから広次の子孫という一説が。
漱石の本名は「夏目金之助」で確かに夏目一族ですが、漱石の先祖は武田家の家臣でした。
三方ヶ原合戦では漱石先祖の夏目家と、夏目広次は敵同士だった、ということ。
直接の子孫ではなく同族だった、ということですね!
死のフラグはもう1人!本多忠勝の叔父・本多忠真
前回からやたら目立ち始めた家臣は夏目広次と、この本多忠真。
最強武士の本多忠勝に徹底的に武芸を叩き込んだ叔父です。
三方ヶ原合戦では撤退する軍の最後尾で奮戦しますが、むなしく討死してしまうのでした。
そんな忠真、今回もフラグたちまくりシーンが多かったです・・・!
まとめ
勝つ見込みがほぼない状態で挑んだ武田軍との戦い。
戦慣れしている信玄と、経験が浅い家康とでは勝負にならず、あっさり敗れてしまいました。
あっさりすぎて、えっ完!?と焦りましたが次回は「真・三方ヶ原合戦」。
なんとなく「シン・三方ヶ原合戦」と置き換えたくなるようなタイトルですね。笑
次回はこのあっさりすぎる戦の内容をより濃く、家康目線でどう描いてくれるのか、楽しみです!
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