突然のキスから始まり賛否両論を巻き起こした「星降る夜に」。
一星の子どもっぽさとたくましさに触れ、鈴も視聴者も魅力に惹き込まれていきます。
そして、鈴の分け隔てない考えに救われた一星は、ついに…
ロマンチックで美しい映像は必見です!
新人医師役のディーン・フジオカの、イメージを覆す演技にも注目。
ここでは「星降る夜に」第2話のネタバレと感想をご紹介します。
全話のネタバレまとめ
2023冬ドラマ 吉高由里子主演「星降る夜に」全話ネタバレまとめ!挿入歌はNTCのドヨンが担当!
「星降る夜に」第2話のあらすじとネタバレ
一星との映画館デートの途中で病院から呼び出し
母親の遺品整理のお礼を伝えにきた鈴(吉高由里子)を、一星(北村匠海)は強引に映画に誘い出す。
年齢差10と知り驚く鈴。
一星との食事中だったが、鈴は産婦人科からの緊急連絡で仕事に戻ることになったのだった。
親に祝福されない命を知った佐々木
子どもの誕生を受け入れない匿名の母親
匿名の妊婦(清水くるみ)は、検診を受けておらず、母子手帳もない。
出産後も「子どもはいらない」と赤ちゃんを抱こうともしない。
鈴はケースワーカーへの相談を打診するが、母親は早期退院をせがみ悪態をつくばかり。
見かねた佐々木(ディーン・フジオカ)は、赤ちゃんを抱っこしてみるよう提案する。
すると母親は「お前らには私の気持ちはわからない」と激高。
鈴は「医師として母親と子どもの健康には責任を持ちたい」と毅然とした態度で返すのだった。
鈴が過去に経験した医療訴訟
無事に生まれてきても祝福されない命があることにショックを受ける佐々木。
鈴は、赤ちゃんだけに入れ込まないよう佐々木に助言する。
そして、自身の医療訴訟について語りだした。
子宮破裂と出血性ショックで母親が亡くなったことで、以前鈴は訴えられた経験をしていたのだった。
自由な一星のペースに引きこまれる鈴
一星からごはんの誘いを受けた鈴は、居酒屋に向かった。
同僚の春(千葉雄大)とAVについて語っていた一星は、鈴にも熱く語りだす。
春は一星のことを、年下だけど尊敬する先輩だという。
一星と春が楽しそうに話している姿を見た鈴は、自分だけが言葉が通じない外国にきた感覚を覚え、あたたかい気持ちになるのだった。
「かわいそう」と決めつけず、魅力的な人生を送ってほしい
母親は逃走、子どもは置き去りに
匿名の母親が、赤ちゃんを置いたまま病院を脱走してしまう。
自分の対応が悪かったせいではと責任を感じる佐々木に、産んだら必ず幸せになれるわけでも、我が子だから必ず愛せるわけでもないと鈴は励ます。
佐々木は、このままでは赤ちゃんがかわいそうだと嘆くのだった。
逃走した母親を連れ戻そうとする一星
鈴が匿名の母親が逃げてしまったことを話すと、一星は母親を探そうと言い出す。
高校時代に両親を亡くした一星は、自身の経験から「生まれた時から親がいないのはかわいそうすぎる」というのだった。
一星は赤ちゃんの幸福を祈る
しかし、赤ちゃんに対してかわいそうだということに違和感を覚えていた鈴は、一星を引き留める。
親がいないことはかわいそうなのか。親がいればかわいそうじゃないのか。
一星は「俺もかわいそうじゃない?」と鈴に問いかける。
自由で自信満々でポラリスのエースで、おせっかいで、うらやましいぐらい魅力的な人生だと思うと答えた鈴。
すると、一星は「赤ちゃんがめちゃめちゃハッピーに生きられますように」と祈るのだった。
赤ちゃんは施設へ預けられることに
価値観を押し付けるのではなく、赤ちゃんの未来のために医師としてできることをするべきだったと佐々木は反省していた。
そしてマロニエ産婦人科のメンバーは、赤ちゃんの幸せを祈って施設へ送り出すのだった。
雪が舞うなか、一星の突然の告白
佐々木と千明は旧知の仲
マロニエ産婦人科の中庭では、一人でカップラーメンをすする佐々木がいた。
そこへ千明(水野美紀)が親し気にやってくる。
「あやこ」が好きだったバター餅を千明から受け取ると、佐々木は「仏壇に供えるよ」と礼を言うのだった。
一星からの告白に驚く鈴
仕事終わり、鈴は「今どこ?」と一星にメッセージを送るも返信がない。
すると、寂しそうに帰る鈴の目の前に一星が現れる。
踏切の向こうで一星は「雪、宮、鈴、好き」と手話で告白をしたのだった。
「星降る夜に」第2話 感想とレビュー
おディーンさまの赤ちゃん言葉は超貴重!
「きょうはいい天気でちゅよ~」というおディーンさまは、まさしくレア映像!
プライベートでは3児の父でもあり、いろいろと妄想が膨らんでしまいます。
おディーンさまに「イケメンでちゅね~」と言われた赤ちゃんは、いったいどれほどのイケメンに成長するのでしょうか。
まだまだポンコツで、出産にまつわる苦い経験もありそうで、佐々木先生から目が離せません!
小ネタが秀逸!仕掛け探しに再視聴必須
吉高由里子さんがハイボールを注文するシーンでは、CMを連想したり。
北村匠海さんが猫をかわいがるシーンでは、DISH//の代表曲「猫」を連想したり。
「星降る夜に」は視聴者がクスッと笑えるような仕掛けが点在するドラマです。
一星が鈴を誘う映画は「たぬきの戸締り」。
第1話では不倫もののDVDとして「熱帯魚妻」や「夜顔」など、遊び心満載の小道具が登場していました。
小ネタ探しも、このドラマの醍醐味です。
一星の告白が美しすぎる
雪が舞う中での、一星のストレートな告白は、とても美しい情景でした。
静かに降る雪と、声のない告白、そして「雪」という手話の所作。
とても美しく、きらきらと輝いていて、目を奪われました。
普段は毒舌だったり、強引すぎる一星の、まっすぐでロマチックな告白にキュンキュンです。
「星降る夜に」第2話まとめ
鈴からの返信がなく落ち込む一星は、「今どこ?」と居酒屋に誘います。
ラストシーンでは、鈴が「今どこ?」と一星にメッセージを送り、返信がないことを残念がります。
これって、恋の始まりですよね。キュンキュンです!
今回は「望まない妊娠」という社会問題でもある重いテーマに焦点が当たりました。
院長がいうように正解はないのかもしれませんが、それぞれのより正解に近いものを見つけていけたらいいですよね。
次週、一星と佐々木先生の過去が明らかになり、鈴の気持ちは揺れ動きます。
「星降る夜に」第3話は、1月31日(火)よる9時から、お見逃しなく。
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